フリーランスになって困ったのは、デザインよりも“コミュニケーション”だった

意外と一人で仕事をするにしても話すことが多いと感じる

目次

最初に戸惑ったのは「打ち合わせって…どうやるの?」

会社員のときは、先輩が仕切ってくれるミーティングに同席するだけでよかった。でもフリーになると、いきなり「じゃあZoomで打ち合わせしましょう」とか「ご提案内容ご説明いただけますか?」ってなる。
あの頃は、話す内容をメモに書き出してからじゃないと、パニックだった。


返事が遅い/早すぎる、どっちも地味にキツい

「既読スルーかな?」って気になりすぎたり、「秒で返信来たけど、こっちまだデザインできてない…」って焦ったり。
ペースが合わないだけで、こんなにソワソワするんだって実感した。やり取りの温度感って、スキルとはまた別の難しさがある。


“言われたことだけやる”じゃ、伝わらないことが増えた

「ここって、こういう意図ですか?」って先回りして確認しないと、あとでズレが発覚することもあって。
昔は誰かが補ってくれてたけど、今は自分が“翻訳係”にならなきゃいけない。たぶん、絵が描けるだけじゃ仕事にならないのって、こういう部分なんだろうなと思う。


対面じゃない分、言葉の選び方が大事になった

チャットで送る「ご確認お願いします」のひと言も、テンションによっては冷たく見えたり、逆に軽すぎたりする。
だからこそ、自分なりにルールを決めた。「返信が1行しかないときは、絵文字か一言だけでもクッション入れる」とか。地味だけど、だいぶ平和になる。


「ちゃんと伝わってるかな?」って、不安になる時間がいちばん多い

案件が詰まってても、実はデザインしてる時間より「これで大丈夫かな」って確認してる時間のほうが長かったりする。
そんなときに、自分が思ってるよりずっと穏やかに「OKです!」って返ってくると、ちょっとホッとする。仕事って、“伝える力”の上に乗っかってるんだなと、最近ほんとによく思う。

よかったらシェアしてね!
目次